1、Apacheの導入
ここまでの設定で外部に自宅マシンを公開するインフラは整いました。ここからはサーバを構築していきます。
(1) WWWサーバの選択
Windows上で使用可能なフリーなWWWサーバには以下のようなものがあります。
| Internet Information Server(IIS) | マイクロソフト | WindowsNT Server及びWindows2000にバンドル |
| Personal Web Server(PWS) | マイクロソフト | Microsoftホームページからダウンロード |
| AN HTTPd | AN HTTP Server Home Page | 和製WWWサーバ。高機能らしい。 |
| Apache for Win32 | The Apache Software Foundation | 世界No.1シェアWWWサーバのWindows版 |
私の場合、仕事で使っていて良く知っているApacheを選択しました。Apacheはドキュメントがすべて英語で、、、と思っている方、日本語訳ドキュメントがここにあります。ちなみにIISは、ASPが魅力的なのですが、まめにパッチあてたりしないとクラッカーの餌食になりそうだし、そんな時間もないので止めました(クラックの標的になりやすい = セキュリティーホールが発見されやすい)。
(2) ダウンロードとインストール
ダウンロード
Windows2000を使う場合、ここから拡張子"msi"のファイルをダウンロードします。
ちなみに、
- 拡張子"msi"はMicrosoftInstaller用パッケージ
- 拡張子"exe"はインストーラー付パッケージ
インストール
ダウンロードしたファイルのアイコンをダブルクリックすればインストールが始まります。インストールに必要な情報は以下のとおりです。
- インストール先ディレクトリ名
設定
インストールディレクトリの下のconfディレクトリの中にあるhttpd.confを編集します。とりあえず下記の項目の内Document Rootさえあれば動きます。これ以上の細かい設定は先にあげた日本語ドキュメントホームページを見て設定してください。
- 拡張子.cgiのファイルを場所のいかんにかかわらずCGIとして動かしたい
- ログファイルのフォーマットを変えたい
- SSIやバーチャルサーバを使いたい
- Indexを使いたい
- .htaccessを使ってBASIC認証したい
- サーバIDをインストールしてSSLを動かしたい
- HTTP PUTを利用したい(追加でモジュールをコンパイルしたい)
| 設定項目 | 設定内容 | 例 |
| ServerAdmin | Internal Server Errorやその他エラー画面の時に表示されるコンタクト先メールアドレスを書きます。 | ServerAdmin xxx@hoge.com |
| ServerName | サーバのDNS名を書きます。ダイナミックDNSで登録したホスト名です。 | ServerName www.sira.dnsalias.com |
| DocumentRoot | HTMLファイルを置くディレクトリを指定します。デフォルトで"D:/Apache/htdocs"になっています。 | |
| UserDir | "www.aaa.ne.jp/~sirakawa/"の様にチルダでユーザー用ホームディレクトリを指定する場合の設定。 | <IfModule mod_userdir.c> UserDir "D:/Apache/users/*/" </IfModule> |
| ScriptAlias | CGIを置くディレクトリを指定します。デフォルトで\"インストールディレクトリ"\cgi-binになっています。 | ScriptAlias /cgi-bin/ "E:/Apache/cgi-bin/" |
(3) 起動
インストールが終了すると、サービスとしてApacheが登録されているので「マイコンピュータを右クリック」 -> 「管理」 -> 「サービスとアプリケーション」 -> 「サービス」をクリックします。
Apacheを選択して起動します。
ついでにサービスの開始を「自動」にしておけば、マシン起動時にApacheが自動的に起動します。