ラフマニノフ交響曲第2番聴き比べ2(スラトキン/セントルイス交響楽団)

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2.スラトキン指揮セントルイス交響楽団
いつの間にか聞かなくなってしまったセントルイス交響楽団。スラトキン時代はビック5を超えたなんて言われていた気がしましたが。スラトキンの名前も2年位前にBBC交響楽団での最後のプロムスを振るのを見て以来目にしました(蛇足ですがこのときのパイヤットが吹いたR.シュトラウスは凄かった)。

この1979年の演奏は一言で言うと「技術的に完璧」な演奏。どの瞬間をとっても音がダンゴになっている瞬間がなく(やってみて思うがこれはとても凄いことだと思う。ある意味この曲はマーラーよりも難しいと思う)、この録音を聞いてスコアを起こせといわれたら出来そうな印象(もちろん私には無理ですが)。この頃のセントルイス交響楽団の技術の高さは半端じゃないですね。スラトキンが録音を前にオケをバシバシとしごき、効率よくリテイクを繰り返した様子が目に浮かびます。ベースラインの異様なほどの鮮明さ、シンバルの細かい音形の完璧さ、オケ全体が鳴っているのに木管が浮き出るバランスコントロール、楽譜に記された細かいデュナーミクをいちいちきちんと表現していながら全体の流れを損なわないことなどは、確実に練習しないと出来ないはずです。

それにしてもヤンソンスに続き赤系のジャケット。この曲=赤、なのか?少なくともこの演奏は赤ではなく大地とか風とか、そういうイメージを想起させてくれる気がします。
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