ヒュー・ウルフ指揮読響(バルトーク+ショスタコーヴィチ)とお正月最終回
第467回定期演奏会
1月15日(火)19時開演サントリーホール LA5列20番
バルトーク/ピアノ協奏曲第3番
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番「1905年」
指揮:ヒュー・ウルフ
ピアノ:アンティ・シーララ
凄い!この1年だと新国立劇場の「ばらの騎士」に匹敵する素晴らしい公演でした。インバルのマーラーやマゼール/トスカニーニフィルと比べても、感銘度は確実に上でした。
(以下、ショスタキストの方は細かいこと気にしないで下さい。私はそんなにショスタコを聴くほうではありません)
日本で一番旧共産圏の指揮者と繋がりがありそうな読響が、私のオススメ指揮者であるヒュー・ウルフでショスタコーヴィチの11番。この曲、私がショスタコで一番好きな曲です。しかもビシュコフ指揮のベルリンフィル限定です。旧ソ連のオケの金管の開いた音が全開な録音は嫌いです。
そんな私ですが、今日は終わりの鐘の響きがなくなるまでの間、呼吸を忘れて思わず窒息しそうになる演奏でした。鐘、でかっ。思いっきりぶっ叩いてました。ブラボー隊もフライング拍手隊も沈黙。ええ、素晴らしかったです。pppは張り裂けんばかりの緊張感が持続し、ffffはサントリーホールが飽和するくらい鳴っており、旋律、バランスは非常に精巧に造られており、まさにプロの仕事。首席トランペット、バスドラ、スネア、ビオラが特によかったですが、オケ全体の響きを支える弦楽器があれだけ鳴ると気持ちいいですね。あと、これはショスタコならではですが、全員で必死こいて、指板鳴らしてППしてるのも、そうそう見られるもんではありません。
全体を通じで、まるでR.シュトラウスのような写実的な説得力と生々しさがありました。といっても響きがR.シュトラウス的という訳ではなく、ちゃんとショスタコーヴィチ的な無慈悲な暗い響きはちゃんと伴っていて、目の前にロシアの民衆があたかも見えるようだ、という意味で。
筋金入りのショスタキストな方が、本日の演奏をどう評価するかは知りませんが、私にとっては、今日は最高。やはりウルフはイイ。読響もやれば出来る子です!聴きに行ってよかったです。客の入りが悪い(6割〜7割程度)のが本当にもったいなかったです。
ちなみにシーララですが、先週のモーツァルトの雪辱をはらす出来。テクニシャンぶりを発揮してたと思います。バルトークにしては音色が綺麗すぎ、打楽器感が足りない気もしましたが好みの範囲でしょう。三番だし。今日もアンコールでショパン弾いてましたが、これは選曲含め先週の方がよかったですね。と偉そうに書いてますが、正直、あまりのショスタコーヴィチの凄さに印象が薄れてます( ^^) _旦~~
ウルフ、なぜ日本ではマイナーなのか?フランクフルトでは熱烈なファンだらけっぽかったのに。来年度は来るのだろうか?来たら絶対に行こう!
お正月のベストショット。これでお正月特集もお終いです。
1月15日(火)19時開演サントリーホール LA5列20番
バルトーク/ピアノ協奏曲第3番
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番「1905年」
指揮:ヒュー・ウルフ
ピアノ:アンティ・シーララ
凄い!この1年だと新国立劇場の「ばらの騎士」に匹敵する素晴らしい公演でした。インバルのマーラーやマゼール/トスカニーニフィルと比べても、感銘度は確実に上でした。
(以下、ショスタキストの方は細かいこと気にしないで下さい。私はそんなにショスタコを聴くほうではありません)
日本で一番旧共産圏の指揮者と繋がりがありそうな読響が、私のオススメ指揮者であるヒュー・ウルフでショスタコーヴィチの11番。この曲、私がショスタコで一番好きな曲です。しかもビシュコフ指揮のベルリンフィル限定です。旧ソ連のオケの金管の開いた音が全開な録音は嫌いです。
そんな私ですが、今日は終わりの鐘の響きがなくなるまでの間、呼吸を忘れて思わず窒息しそうになる演奏でした。鐘、でかっ。思いっきりぶっ叩いてました。ブラボー隊もフライング拍手隊も沈黙。ええ、素晴らしかったです。pppは張り裂けんばかりの緊張感が持続し、ffffはサントリーホールが飽和するくらい鳴っており、旋律、バランスは非常に精巧に造られており、まさにプロの仕事。首席トランペット、バスドラ、スネア、ビオラが特によかったですが、オケ全体の響きを支える弦楽器があれだけ鳴ると気持ちいいですね。あと、これはショスタコならではですが、全員で必死こいて、指板鳴らしてППしてるのも、そうそう見られるもんではありません。
全体を通じで、まるでR.シュトラウスのような写実的な説得力と生々しさがありました。といっても響きがR.シュトラウス的という訳ではなく、ちゃんとショスタコーヴィチ的な無慈悲な暗い響きはちゃんと伴っていて、目の前にロシアの民衆があたかも見えるようだ、という意味で。
筋金入りのショスタキストな方が、本日の演奏をどう評価するかは知りませんが、私にとっては、今日は最高。やはりウルフはイイ。読響もやれば出来る子です!聴きに行ってよかったです。客の入りが悪い(6割〜7割程度)のが本当にもったいなかったです。
ちなみにシーララですが、先週のモーツァルトの雪辱をはらす出来。テクニシャンぶりを発揮してたと思います。バルトークにしては音色が綺麗すぎ、打楽器感が足りない気もしましたが好みの範囲でしょう。三番だし。今日もアンコールでショパン弾いてましたが、これは選曲含め先週の方がよかったですね。と偉そうに書いてますが、正直、あまりのショスタコーヴィチの凄さに印象が薄れてます( ^^) _旦~~
ウルフ、なぜ日本ではマイナーなのか?フランクフルトでは熱烈なファンだらけっぽかったのに。来年度は来るのだろうか?来たら絶対に行こう!
お正月のベストショット。これでお正月特集もお終いです。
Comments
Dirさん>マイクが結構本格的にセッティングされていたので、そのうち第2日テレあたりでストリーミング配信されるかもしれません。日本のオケでここまでのショスタコが聴けるとは思ってもなかった出来なので、機会があればぜひ。
ノリノリで指揮している女性には、楽章の間の休みに注意してやろうと思ったのですが、よく考えたら、ショスタコーヴィチの第11番は楽章間の休みがない!! ということで、注意するタイミングがありませんでした…。(-_-;)
TBを再送信しました。これからもよろしくお願いします。m(_'_)m
行きたかったけど、今日はホントに仕事が終わらなかったので、チケット取らなくてよかったよ。